恥ずかしさと悔しさあまりについ噓を

「お二人はバドミントンを始またばかりですか?」試合に負けた対戦相手に聞かれた。

咄嗟に「はい。」と答えた。パートナーが言う前に。

これは今年に初めて参加した試合のことだった。

初めて参加する大会なので、雰囲気もレベルも分からない、バド歴は年ごとに重ねていくがバド力は大して上がっていないことに自覚している。それとボコボコされたくないから一番下の4部登録で4部スタートした。

当日、組み合わせ表を見たら、4部は4ペアしかない、そうなると総当たりだけでトーナメント戦がないのだ。

楽だと思ったでしょうね、内心は少し嬉しかった。

だけど、のちに振り返った時、どうして3ペアと対戦することが楽なのか?その楽の意味って何?楽の根拠が全くないし自分にも説明ができないに気づいた。強いて言えば一勝できるじゃないかの気持ちはどこかにあったかもしれない。

結果、勝ったのは一勝ではなく1ゲームだ。(バドミントンは一試合3ゲーム、2ゲーム先取の勝ち)

力不足で負けたから仕方ないが、立ち直れないほど悲惨な内容だった。

ボコボコされたくないから最下層の4部に参戦、結局はボコボコされて終わり、5部があって欲しいかった。いやいや、参加したほうが間違い、無力感が頂点に達した。

その中の一ペアと対戦後、気さくな彼女達は気遣いながら私達に声を掛けくれた。

その会話の流れて、私の心をぐっさと刺された「バドミントンはまだ始めったばかりですか?」と聞かれた瞬間に複雑な思いが湧き出して逃げたかった。

そこに自分のカッコ悪さを粉飾したかったから、咄嗟に「はい。」とパートナーが答える前に言った。

相手は悪気がないと分かっている。自分の平常心が傾けってなければ笑い一言も言えたかもしれないのにね。

その場を離れ、パートナーと顔を合わせた途端に二人は失笑した。

「ちいんさんのあの『はい』は速かったね」

「当たり前でしょう、バドミントン教室を含めて少なくても週3の練習を何年もして来た実情は恥ずかしくて言えないわ。」

本心を隠さずにパートナーに言った。

その後、先輩から聞いた話で、対戦した3ペアは上部から降りって来た人のようだ。

シンニアのバドミントンは年齢区切りと部区切りがあって、小さい大会は部区切りが多いようで、4部が初心者、1部が上級者だ。しかし年齢は重要な考慮要素で、年齢により自己申告で上の部から下の部に降りられる制度が設けられている。

そうか、それが相手の足元にも及ばない理由の一つかもしれないだ。だからって何も思うが、心は少し軽くなった。仮にそれが嘘でも、噓も方便だ。

試合は勝ち負けだけではない、試合を通して人生学をいっぱい学べる。

単純に勝ち、負けなら、負け試合の方が普通で、だからたまに勝つと嬉しい指数がぐん~と上昇する。それがあるから三日坊主の私はバドミントンを続けてこられたと自分は思う。だけど、勝っても負けても晩酌の一杯のビールでリセットするのだ。

もう少し頑張りたいから、ビール一杯でリセットするスタンスに今回も変わらない。

もし地元にプロバドンミントンクラブがあったら

奥原希望選手がプロに転向するニュースを見た時、そうか、バドンミントンのワールドツアーで活躍している大半の日本選手、その実力はプロ級であるが、プロ選手と言えないのだと気が付いた。

そもそも今の日本はバドンミントンのプロリーグがない、選手が国内大会に参加する時は所属企業の代表として試合に、国際大会の時は日本代表だ。

私はバドミントンをやっているからもあって、バドミントン選手の活躍情報に関心を持ち、ライブ中継する数少ない試合にをテレビの前で釘付け、日本開催の国際大会に会場へ足を運ぶこともあった。

バド愛に溢れている私が、もしバド関連の何かあればいいよねと聞かれたら、この文章を書いている現在にふと思いついたのは、サッカーのJリーグ、バスケのBリーグのような地域密着型のプロバドンミントンリーグだね。

スポーツはやるに楽しい、見るに楽しい、皆で育てるに楽しい。

皆で育てるに楽しいとは、今の流行りの「推す活」みたいのことです。

どんなスポーツでもファン同士が試合を見れる場所に集まれば、一体感の空気がすぐその空間に満ちる。

今のは良かったね、今のはちょっと残念だねなど、皆が評論家のように分析したり、共感を持ったりする。

色んな見解はあろうが、国民を一体感にさせやすい平和なコンテンツはスポーツではないかな?

もし私が住んでいる自治体にプロバドンミントンチームがあれば、チームや選手を応援するために試合を見に行くでしょう。

試合はコンサートと同じ、ライブで見る臨場感が違う。テレビ中継のほうが見やすいことは分かる。こも臨場感を味わいたいからライブを見に行くのだ。

それに地元のチームが強くて、皆に愛されるようであれば、一住民としてはやはり誇りを持てる。

だけと、こうなるにはチームの努力だけは限度があると思う。多くの住民がサポーターの役割を担うのが必要不可欠だ。つまり自分もチームの一員、自分もチームに参加している感覚だ。

Jリーグの発足時に、スポンサーがチーム名になれないに反発したニュースに記憶がある。

例えばプロ野球のソフトバンクなら、スポンサーはソフトバンクと言う企業、チーム名は企業名と同じ。

一方、Jリーグの名古屋グランパスのメインスポンサーはトヨタ自動車、サッカーに全く興味のない人なら、名古屋グランパスと言うチーム名を耳にした時、トヨタ自動車と連想しないだろう。たまたまテレビで名古屋グランパスの選手が着ているユニフォームに「TOYOTA」を見た瞬間、始めてトヨタ自動車がスポンサーだと気付くかもしれない。だけと、このことは名古屋の人はみんな知っていると思う。

Jリーグは最初から地域密着に堅持した。もしプロ野球のように企業名をチーム名に、名古屋グランパスがTOYOTAグランパスになったら、サッカーを見てみようの名古屋の人々は、このチームを応援する熱量が下がるかもしれない。なぜなら、名古屋の人のチームではなく、トヨタ自動車のチームと認識されるからだ。

地域密着で選手がより身近の存在

地元のチームが練習を含め、地元で活動しているなら、住民と交流の機会が増えやすく、選手が身近の存在になり、親しみを感じ、ファンになりやすい。また、アスリートは最高のパフォーマンスを発揮、観客を沸かせる、喜ばせる視点でアーティスト、アイドルと似る、スポーツ競技もエンターテイメントの要素が含まれている。

想像しただけでワクワク、楽しい過ぎます。もし選手が身近の存在になれば、おばさんの私も選手にワンポイントアドバイスとゲームするチャンスが幾度に訪れるかもしれない。

Jリーグ初代チェアマン川淵三郎さんはJリーグを立ち上げた主要メンバー。Bリーグもまとまらない中で彼が尽力した。

「川淵三郎様、バドンミントンのプロリーグ立ち上げをお願いできませんか?」おばさんの寝言により。

チームユニフォーム買った

バドミントンショップは少ないだけではない、スポーツ専門店に設けられているバドミントンコーナーは明らかにサッカー、バスケより狭い、だからシューズ、ラケット、ウエアの品数も少ない。日本はバドミントン小国?

でも幸運な事に、私の地元は一間のバドミントン専門ショップがある。普段からお世話になっている。バドミントンのことなら気楽に相談出来て実にありがたい。

お店は年二回バーゲンを行う、みんなは期間中に必需品はもちろん、そうではない物もついつい欲しくなって財布のひもが緩むのだ。

バーゲンセールに弱い、バドに頑張っている自分にご褒美、バーゲンセールチャンスを逃すか?

そんな中で、検定品の新しいユニフォーム買わないかの提案があった。

いいね、いいね、多数のいいねの声が沸き起こった。

早速、お店からカタログを借りて来て検討に入った。

ここでバトミントンのユニフォームについて少し調べた。日本の大会なら日本バドミントン連盟の審査合格品を着用するのこと。服装に厳しくない大会なら審査合格品でなくても大丈夫みたいです。

同じメーカのウエア、審査合格品が高い、カタログに緑色のシャトルマークのあるものが該当する。

これ可愛い、これ強そうに見える、色は青系がいいなあ、クールっぽいもいいじゃない、これなら他のチームとかぶらないかも、それぞれの一言に対して瞬間いじる、瞬間に笑いが起きる。

愉快で楽しい、しかしどれでもいいとはいかない。

着るものはその人のセンスを表す、着るもの一枚でテンションが上がることはよくある。だからそうそう簡単に決まらない。

それに皆で共通の一枚だけ買うと言うのは、一枚しか選べない、それにせっかくみんな同じものを着るから、一番のお気に入りでなくても、誰かにとってこれはないよねと言う物はNGでしょう。

ちょっと待って、これは絶対にないよねと言うウエアーはどんなウエア?

それは私がカタログをめぐって、インドのシンドゥ・プサルラ選手はいつもワンピースで試合する姿を思い出して、このワンピースは『可愛いね』を口ずさんだ時に、周囲から笑いと無理無理無理の連呼が起きたことがその答えだ。

確かに中高年のおばさんがワンピースのウエアを着て試合に出るのは、チャレンジを越して痛いと認める。

しかも実力の世界だから、対戦相手に痛々しい視覚で動揺させる戦術はゼロ効果でしょう。

私はこのワンピース可愛い発言の反動に、すぐさま可愛いと言ったが着ると言ってないに釈明した。

負け惜しみではないが、20代前半なら着て試合に臨む勇気はあったと思う。

バーゲンセール期間中に決めないといけない、皆の意見をまとめるに絶対NGポイントを上げってもらった。

ワンピースは論外、ほかに例えば、赤とピンクは少し入ってもダメ、蛍光色も避けたいだとか。

最後は白系、グリーン系、ブルー系からピックアップして、投票の結果は白地に水墨画調デザインの一枚に決めた。

まだ同じ物を着る他のチームと会わない視点から見ればいい選択をした。

チームユニフォームを着ることで試合会場でメンバーを見つけやすい、連帯感が生まれやすく団体戦に一助けにもなるのだ。

バドミントン教室のあとはよく場所移動してゲーム練

バドミントン教室は金曜日の朝9:15から11:50までだ。

誰かの車で相乗りしてスポーツセンターへ行き、仲間達はこのレッスンを金バドと略称する。

余談ですが、我々昭和のおばさん達が若かった頃に、非常に人気を呼んだ「金曜日の妻へ」というドラマがあった。

この友情と恋愛が絡み合うドラマは通称「金妻」、当時は流行語にもなった。

金バドは体を動かす健全なスポーツ、ヒット作の金妻と何の関係もないが、ただ日本語を簡略して言うのは昭和も令和も変わらない、時代に影響されないことはある意味では凄い。

本線のバトミントンを脱線したので戻ろう。

このバトミントン教室の前半は基礎コース、後半は応用コース、両方受ける場合は二枠分のレッスン料になる。

基礎コースは名の通りで、基礎だから基礎を習う、三人のコーチは丁寧にバドミントンの打ち方とフォームを教える。

その後の練習は二人か三人が一組になって、順番にシャトルを手投げと打つ、コーチはパトロールして生徒のフォームを直す。

自分が出来てると思っていても実際はそうでもない時が多い、そういう時、コーチは私の出来ていないポイントを大袈裟に真似して見せてくれます。

コーチのもの真似は分かりやすい上手い、いつも感心しているのだ。私にとってこのワンポイントレッスンがとても効果的で、即効性があるものだ。

しかし三日も経てばコーチに直されたところは綺麗さっぱり忘れるから、また元に戻ってしまう。もう自分は不器用で覚えが悪いだと素直に認め、根気よく反復練習しかない。これは私が基礎コースをずっと通っている理由だ。

基礎コースはまあまあ緩い、まだ疲れないのだ。

ダブルスのポジション取り、攻撃、レシーブなどのパターン練習を学び、実際の試合で活用できるようにするがこの応用コースの役割だ。

コーチが練習の内容を説明しながら実演を見せてくれたあとは、何人か一組になって練習を始める。

応用コースだから、皆さんは基礎打ちが出来ているのを前提としてコーチがコーチングするだが、四十数名の平均年齢が高い生徒だから、その日の練習が成立するグループがあれば、そうではないグループもあるのだ。

どちらにせよ、前半の基礎コースよりハードなので、終わったら足がおもりをつけているように重たくなる。出来るならば暫く座ってビール一杯を飲みたい気分だね。

だけど、ここではごくごくビールを喉に流す爽快感をひとまず我慢、バド道具を片付け、車に乗り込んで別のスポーツセンターへ移動するのだ。

金曜日は時々ダブルヘッダースケジュール!

バドミントン教室の後に行かさせてもらっているTグループの運営者達は60~70代、50代の私は若いと言われている。皆さんのバド歴は軽く40年ほどだ。だから10年未満の私はひよこに相当するだ。

ここでは一人のつわものを紹介したい。華奢な彼女は60代の保育士で、朝7:00前に出勤、一時間の仕事をしてからバドミントン教室へ、レッスン後は私の運転でこのグループでゲーム練、15:00前に保育園へ19:00までお仕事、帰宅後は家族の夕食を用意する。ほかのバド日なら、同じく家、保育園、スポーツセンターの行き来、バトミントンの時間をガッチリは嵌めってからその前後で仕事を入れているようだ。

誰もが彼女の体力に脱帽、言うまでもなく彼女は本当にバドミントンが大好きだ。コートに立てば軽やかに動く、鋭いショットで相手を突き刺す、私はいつも彼女から勉強させてもらっている。

そんなことで、Tグループがほぼほぼ金曜日にコートを取れて、私は元気はつらつの先輩達と楽しくゲームするのだ。

ここでの不思議は、皆さんは途中からもう疲れたと口にしながらやろうよとお互いに誘い合ってコートに向かう。

疲れたから休みではなく、疲れたからやるのね。

もう一つは健康だからバドミントンが出来る。もしくはバドミントンやっているから健康だ。

これはニワトリが先なのか、卵が先なのかのようなことかもしれないが、少なくともバドミントンをしていると、時に笑い声が飛び交う、お互いのいいショットを褒め合う、雰囲気がとても暖かくて、年なんか感じさせないし、マジ若い。

私って言うと、いつも家に入った瞬間に筋肉痛が全身を襲うだけど、お昼に我慢したビールを早速冷蔵庫から取り出してプッシュ!

ああ、何とも言えない至福が全細胞に染み渡るのだ。

週3のバドミントンがいい運動、週5はへとへと。なぜへとへとまでにやってしまうのか?

バド友に、週何回バドミントンをしていますかと聞きます。

週3の人は結構います。

週3のほうが一般的らしい。

これがへとへとバトミントンの実情。

  • 試合に参加している
  • 上手になりたくてのめり込む
  • バド友に誘われてついつい・・・・

試合に参加している

日本のバドミントン人口は裾広いと思います。子供から年寄りまで地域ごとから全国レベルまでに大小さまざまな試合を開催されています。

嬉しいことに我々中高年おばさん向けの地域の地元大会もあります。

皆さんは大会に参加したいからチームに入ったのか、チームに入ってから大会に出るようになったのか、この順番はそれぞれあるものの、大会に出て試合をするならちゃんと練習してから出たいという同じ思いが持っているようです。

ところで、バトミントンは体育館でないと練習が難しい、クラブチームは体育館の確保と全部員の都合で練習日を増やしたくてもハードル高い、簡単に増やせません。

でも中には練習する場所と自分の時間にさえあえば、練習したい部員がいます。そうなるとクラブチーム以外の練習の場を求めます。

私の地元なら、所属グラブチーム以外の練習の場を求めるのなら、いくつのルートがあります。

1、ビジターとして他のクラブチームへ練習させてもらいます。

ただ体育館の広さによって、設置できるコート数が決まっています。参加人数が多かった場合は当然クラブチームの部員が優先参加します。ビジターの参加は断れるかもしれません。

2、複数のクラブチームに入部します

ビジターとして練習を参加したいが、参加人数の制限で断れる可能性をなくしたいならいっそう入部してしまえば問題解決します。

一つを注意しないと物議を醸しだす人物になりかねないために慎重!

それは二番目以降に入部するクラブチームはどこのバドミントン組織に登録しているのかは要確認しなければなりません。

大会を参加するには、グラブチームの一員として参加するか、フリー参加ができるならフリーで参加することもあります。

もし大会の主催者はバトミントン組織であり、参加者はその組織に登録しているクラブチームがメインになります。

入部したい二つのクラブチームは同じバトミントン組織に登録している場合、いざ試合に参加すると、どっちのクラブチームの一員として出場するかが問題視されてトラブルを引き起こすかもしれません。

なので同じバトミントン組織に登録しているクラブチームに入部しなければ、この人間関係のトラブルは回避できます。

3、クラブチーム関係なく、誰でも参加できる練習会に参加します

例えば、バドミントン教室、あるいは有志が場所確保を出来たから皆に声を掛ける練習会。

4、住まい地域のスポーツセンターのバドミントン開放日を利用します

バドミントン開放日とは、施設がこの日にバトミントンだけ使わせます。これには地域によってバドミントンの開放日が設定されていないかもしれません。あるのなら誰でも気楽に利用出来ます。

上手になりたくてのめり込む

スポーツは見て楽しい、やれるならもっと楽しい。

我々バドミントン大好きなおばさん達は言うまでもなく世界トップ選手の試合に関心を持っています。テレビ中継があれば見ます。好きな選手を応援すると拝むような気持ちで拍手喝采します。

選手のように打てることは非現実だと誰もが分かっています。

けれど、バド沼にはまっているおばさん達は選手の真似すら出来ない現実を見つめつつ、願いは少しでもいいから、今の自分より上手になる一心で練習を励みます。

実際、昔の自分と比べて今は何倍も上手になった実感があると練習に対する期待値が上がりますね。

だから週3の既定練習が本当は体にちょうと良いはずなのに、ここでもう一日が出来るになれば、少し強迫観念がしなくもないが、練習を優先してしまうことはよくあります。

その一日を増やしたことでこの週は4練になります。時々心掛けてセーブしないとへとへとの週5練になります。

バド友に誘われてついつい・・・・

個人的な感覚ですが、バドミントンで築いた人間関係は薄いけど、点から線に、線から面に繋がりやすいと思います。

それはいくつかの練習会を定期的に参加したら、参加者と顔見知りになり、バドミントン情報は容易に交換します。

そんな中で、また違うところの練習会に誘い合ったりもします。

行ったことない練習会に誘われたら、人にもよりますが、私は都合が良ければついつい参加させてもらうタイプなので、そうなればこの週のバドミントンが4練,5練になるのもあります。

言うまでもなく代償は体がへとへとでございます。

バドミントンの中高年初心者こそコーチに教えてもらう

学びたいことは独学で出来るものはありますが、体を動かすスポーツになれば我流は限界があると思います。

私は中高年になってから始めてバドミントンのラケットを握りました。この競技に関しては本当に我流ではどうにもならないと痛感しました。

バドミントンをやったことない人から見れば、バドミントンはお互いにシャトルを打ち合い、来た球をラケットにあってて相手に返せば成立するというイメージを持たれているかもしれない。

確かにお互いのシャトルの打ち合いだ。

こういう競技だからね。バドミントン試合になれば、初心者であろうか世界トップ選手であろか同じくシャトルの打ち合いになるのだ。

問題は相手が打ってくるシャトルを当てられますか?返せますか?

初心者同士なら相手に打ちやすいところへ打ったつもりでいても、シャトルコントロールが上手く行かず、相手が取れそうにないところへ飛んでしまう光景は本当によくあることだ。

シャトルの打ち合いよりもシャトルの拾い合いになるのだ。

いわく、Aさんがこんなじゃ取れないよ、もっと真っ直ぐに打ってくださいと言った。

Bさんは、いいや、真っ直ぐに打ったつもりがこうなっただけと答えた。

そうなんです。

5グラムのシャトルはとても軽い、それを高く遠く飛ばす、落とす、鋭利の角度で相手のコートに突入させる、更にスピードを加えてコントロールするには実に難しいことだ。

私は中高年になってバドミントンをやってみようと思ってやって見たところ、もう何年が経ったにもかかわらず今でもこのスポーツの繊細さに苦労しているのだ。

やり始めて一年が経った頃にバドミントンの奥深さを感じて悩み出した。悩み解消するにはコーチに教えてもらわなければ無理だと思った。

調べてみたら幸運にも地元のスポーツセンターに初心者向けのバドミントン教室があった。早速申し込んだ。

レッスンは平日の午前中のため、生徒さんはほぼ私のような中高年の女性か、元気なお年寄りの男性数名だ。

本当に初心者向けのバドミントンレッスンだったから、初回はラケットの握り方を始め、手首を回転してラケット振りを丁寧に教えてもらった。

私は本当にこれを求めていたのだ。

次は二人一組で手投げのシャトルを交互打つ練習だ。

それが打って見たところ、違和感を覚えた。上手く言えないが、何かが違うのだ。

コーチの解説をしっかり聞いていたはずなのに、コーチの実演を見て自分は再現できると思ったなのにね。

自分の運動神経を疑いぐらい出来なかった。

その時、バドミントンは繊細なスポーツだけではなく、ちょこちょこ教えてもらうだけで簡単に出来るスポーツではないと思い知らされた。

だから一期10回のレッスンを受けただけで初心者から中級者にることは当然なかった。

むしろその先は中級者になれるのかに疑問を抱いた。

私はいったん教室を離脱したが、その後は通える時間が出来たからまた復帰した。

教室の筆頭コーチは変わらないが、新しい2名のコーチが来てくれた。またどのコーチが来られなかった時は代行コーチが来てくれる。ある意味では違うコーチの指導も受けれるによって、自分の考える幅も広がると思う。

数年のバド歴でもやはり基礎コースを卒業出来ないのですかと友人に聞かれたことがあった。

そうなんです。私は未だに卒業が見えないのだ。

私だけではなく、私より上手な先輩達も同じ基礎コースを受講している。

彼女達に理由を聞くと、せっかくだから、一時間半の応用コースはもの足りないだそうだ。

私の場合、綺麗なフォームで打ちたい、ショットの精度を上げたい、だから基礎コースは不純物を取り除くような必要不可欠な練習なのだ。

しかし不器用だからかもしれないが、綺麗なフォームと高レベルのショットは今でもほど遠い、ゆえに卒業が見えないのだ。

教室に通う皆さんはバトミントンが大好きで、レッスン中に何故こうなのかという疑問があればコーチに聞くのだか、日頃のバド談義はああじゃない?こうじゃない?ああした方がいいの気がします。こうしたらもっと良くなるかもしれないねとたくさんの意見交換します。

その何故なのかは理屈面で、バド友との意見交換はコーチの教えを定着するための補足資料のようなものだ。

また練習会で頑張ってやると体のあっちこっちが悲鳴をあげるのだ。しかも淋しいことに回復するまでの時間が思う以上にかかるのだ。

しかし、試合になれば熱が入る。そうなれば、省エネの動きと技術力があればいいよねと中高年の私の願望だ。

それも同じ中高年の土俵で競い合うためのレベルを高めたら充分なのだ。

これらの事を時短で狙うなら、直々コーチに教えてもらうのが有効の気がします。

有効の気がしますが、特効薬ではないから過剰期待はNGでしょう。

もし中高年向けのコーチを例えるなら、私はサプリメントだと思う。。

バドミントンの試合観

バドミントンの試合観って何?

上手く説明できないが、私が思うには試合に対する考え方、そして運び方です。

初心者の私は、今まで必死でシャトルを追いかけ、必死で相手が取りにくいところへ返して、何とか一点をもぎ取っていた。

でもある試合をきっかけに、コーチから聞いた理解できそうで実感がなかった話をきかっけに、ハットと思った一瞬に電流が全身に走った。

【きかっけ1】3部の私は1部の人と組んで2部の試合に出て優勝したことを振り返った時

【きっかけ2】今年の関東シニア45歳以上男子ダブルス優勝したコーチの練習会に参加した時

上級者は試合中に対戦相手への対策が柔軟に変更出来る

試合に入ると、早く点を取りたい気持ちでミスが多くなり、連続失点にもなればそのままズルズルとゲームを取られてしまう場面は私のような初心者にはよくあることだ。

同じカテゴリーの中なら、力の差がはっきりしている2ペアの場合は、上手の方は早く点を取りにいって、しかも割合と成功する。この状況に劣勢のペアはどうしたら下剋上に出来るのかを頑張って対処するが、難しいところがある。

しかし同レベル同士ならミスの少ないペアのほうが勝つ。そんなのは当たり前ではないか。確かにどんな競技でもミス少ないほうが勝率高い、バドミントンも同じだ。

しかし、バドミントンの同レベルの試合に決め急ぎによる凡ミスは多発する。

辛辣な発言と思われるが、初心者の決め急がない判断力とメンタルはやはり初心者なりのレベルなのだ。何故なら今打った決めショットは決め急ぎかどうかは初心者自身は判断つかないが多いと思うのだ。

上級者の試合は見て一番分かりやすいところは一発じゃ決まらない、だからラリーになる。ラリーが長いにはお互い確実に相手の陣地に返球すると安易に厳しいコースを狙わないことでリスク回避をしているのだ。

つまり決め急ぎっていないのだ。

相手を揺さぶる段階で決め急がない、チャンスだと見た相手からの一球を決めに行くのだ。

3部の私は1部の人と組んで2部の試合に出て優勝したあとを振り返った時に、ペアが試合ごとのインターバルに適切なアドバイスをしてくれたのが一番感心だった。

初めての対戦相手だけど、大半は3球を交わせば私は格下だと相手が気付き、私を攻撃するのが戦術その一だ。

私が攻撃の的にされるのは承知の上、その中でペアが対戦相手の特長と言うか、弱点と言うかを見出してくれて、私の打球をカバーするだけではなく、私が打ちやすいように配球もしてくれた。

戦い方も相手によって変えるように指示をくれた。前の試合は出来るだけ相手を後ろに追い込んでからの攻撃、次の試合は攻撃を集中するよう、だけど決め球のつもりではダメ、相手からの返球処理を準備するのだ。

なんど魅力あふれる冷静な分析力だと敬服した。

あなたが打った2球目は相手をどう動かせていますか?

私が知っている数の少ないコーチ中に、全国シニア大会に参加出来るコーチがいて、たまに彼の練習会に参加させてもらっています。

彼のコーチングは初心者の私に今までは難しかった。

先日の練習会で、彼は黒板で配球パターンのコースについて説明してくれた時も最初はチンプンカンプンだった。

聞いているうちに、この文章の前半に書いた決め急がない真意にハァと気づいた。

彼はあなたが打った球を誰に取らせるのかは打つ前に決めってたでしょうと言った。

まあ、確かによくあるパターンはコート端の奥に打ったら相手が対処て遅れた時に、次は反対側の奥に打つ、同じ相手が取りに行くのが普通なので、これが効果的だった経験がよくあった。

しかし、彼が言いたかったことを嚙み砕くと、相手をどう動かしたらスペースが空く、その空きスペースが攻撃地点になる。もし、動かしたあとの攻撃が無効になった時は、もう一度原型に戻って作り直せばよいのだ。

本当にハァと思った瞬間だった。

今までは何処に打てば相手が取りにくいと考えて打てた。相手が取りにくいところを打てば得点に繋がりやすいのは確かだったが、この手では上級者には全く通用しないのも試合を通じて痛感したのだ。だから次の策を考えなければならないのだ。

一段上のステージに登れて今までと違う景色が見れた。この違う景色によって試合観が広がった気がする。

バドミントンで人生の折り返しに充実した日々を手に入れた

人生100歳の時代に、100歳を生きるのなら50歳は折り返し時点になる。

楽しくて充実な人生がいい、誰もが思う。わざわざ苦痛の人生を望む人はいないだろう。

人生の折り返し時点が来ると、時たま感傷的に色んな事を考えるようになるかもしれない。

そして多くの人にとって気になる二つのたねは健康面と経済事情である。

50歳を過ぎると健康の重要性を実感し、真剣に日頃から取り組む。それは健康さえあれば、たくさんのお金を持ってなくても、やりたいことにやる気があればやれる可能性がある。逆に健康でなければ、イケイケに行きにくいのだ。

バドミントンは健康のために始めたとよく聞く

私は50歳の手前でバドミントンを始めた。

活動時間は平日の昼間が多いため、バド友は子育てを一段落した女性が多く、中にはおばあちゃんになった人もいる。どっちらかと言うと平均年齢は高い。そこでバドミントンを始めたきっかけを聞いてみると子供のPTAの延長か健康のためかが多いようだ。バド歴数十年のベテランは珍しくないのだ。

だが、健康のためで始めたバドミントンはいつかが生活に欠かせない活動に定着した。皆は元気溌剌して、とにかく若い、お世辞なしで実年齢よりも十歳以上若く見える人は珍しくないのだ。

やはり運動はとても重要だ。物理的だけではなく、心理的にもだ。特に精神面がとうもポジティブになれるのだ。ポジティブ思考が多ければ人は自然に明るくなり、モチベーションが上がる。

バドミントンはとてもお財布に優しい

バドミントンは体育館でやる競技だ。私が参加させてもらうっているチームやサークルなどは小学校の体育館か自治体が運営しているスポーツセンターを利用している。営利目的ではないから施設料は安い、シャトルが一番の消耗品だが、コーチをお招きしない練習会なら一回の参加料金は大体3時間で700円、1時間200円ちょっとで楽しめちゃう。

初期費用の道具で言うとラケットとシューズ、一番高いラケットは多分三万円台、しかしそれは上級者用で、私達おばさんの使用に適さない、大体2万円台以内のものを使う、シューズは高くて2万円以内、初期費用は3万円以下に収めることは非常に簡単だ。

3時間¥700のバドミントンを毎日しても週¥5000に¥100のお釣りが来る。

裕福層が多くしていそうなゴルフに比べて如何に低燃費なスポーツと思いませんか。

少しでも上手になると楽しく感じてもっとやる気が出る

上手になれば楽しく感じるし、もっと上手になりたいから練習するモチベーションがたかくなり、つまりやる気が出る。それはすべての事に当てはまるでしょう。

我々中高年のバドミントン練習会は大半ゲームをメインとしている。皆さんの体力、技術力はバラバラであるが、ゲームを通じて互いによく意見交換をするのだ。

打てないショットはどうしたら打てるのか、どうして打たれて失点になったのか、打ったコースはどうしてよくなっかたのかが等々を話する。

バドミントンのスケジュールはカレンダーの半分を埋める

時間と体力の余裕さえあればバドミントンの練習会に出向くのは何故?

楽しいからですよ。それ以外にありますか?

そもそも勉強や、仕事がストレスと苦痛を感じるからやりたくない、もし自分がやっている勉強や仕事が楽しくて仕方がないなら喜んで取り組むでしよう。

私はとうとう後期高齢者になった。一人の時間がだいぶ持ってるようになった。何にして楽しもうと色々試そう前にバドミントンと出会って、非常に楽しんでいるから日頃の運動はバドミントン一本に絞った。

このように私はバドミントンの魅力に取りつかれているから、自分がメインしている練習会に、仲良くしてくるバド友はまた違う練習会を誘てくれて、行かさせて頂いたこともある。気づけ一月分のカレンダーの半分以上はバトミントン練習会に埋まっている。純粋に練習会だけのお出掛けなら半日がかかる。あとの半日は家事に潰れてしまう。その他の用事はバトミントンのない日にする。暇すぎてつまらないなあと嘆くことがない。

ただ、連日のバドミントンで疲労と筋肉痛が堪える。でもやめようとしない、むしろ快速疲労回復法はないかと探している。

もし良いアドバイスがあれば是非とも教えてください。

感謝します。

祝!2部昇格の目標を達成した

目標は優勝して2部に上がることだ

今年の2月は上記のタイトルで文章を書いた。

昇格判定の一回目試合は4月にあった。

何と3部の自分が2部優勝して2部に昇格したのだ。

パチ!パチ!嬉しい!本当に嬉しい!

自分より強い人と組む時の覚悟

ダブルスはパートナーがいる。

ダブルスはパートナーと力を合わせる戦いのだ。

私は3部にいる。今回、私は1部の先輩と組んで2部に挑んだ。

この場合、私は攻撃の的とされる覚悟が必要、言うまでもなく対戦相手して見れば、私を集中攻撃するのがセオリーなのだ。

集中攻撃されることが避けられないなら必死で防御するほかにあるのか?

集中攻撃されることが避けられないなら先ずは必死で防御する、つまり必死でレシーブするしかないと思った。相手の攻撃を返せたらチャンスが伺えるかもしれない。そうなれば攻撃力のあるパートナーが点を取れるかもしれない。

バドミントンの攻撃はスマッシュだけではない

初心者は強力スマッシュが攻撃球に点を取る武器を想像するかもしれない。それは世界のトップ選手が放つスマッシュスピードは瞬間300kmと言われるから威力絶大に違いない、確かにそうだ。しかしよく見れば、スマッシュで点を取れる前にいろんなショットを使って相手の状況を探るのだ。

おばさんのスマッシュは強くないが、同レベルならだって強く感じる。だが、攻撃法を言うならば、スピードのあるクリアーで相手を左右に走らせてから急にドロップで前に落とすだって時には効果的だ。

スマッシュ一発で仕留める考え方よりも相手を崩せってから点を取りに行くのが低リスク得点法なのだ。

この考え方なら、相手を崩すこそ効力抜群の攻撃法だ。

とにかく返して繋いで

予想通りに私は集中砲火を浴びった。

試合前に覚悟が出来ていたことなので、どんな球が来ても相手に返す準備をした。たまには攻撃性がある球を打つが、決して決め球ではなく、繋いで次に来る球をパートナーに決めてもらう狙いだ。まだは返球が出来たら相手のうっかりミスが生じれば1点を頂ける。

この覚悟で返球の一点張りに集中した。ゲームポイントで同点されても同じく返球に頑張った。そしてファイナルに持って行かれた時もこの作戦に徹した。

体力作りは日頃から気にかけよう

1部、2部の試合はラリーが長くなる。必然に体力が試される。

私はあと数年で還暦を迎えるが、体力を衰えていくに実感している。ファイナルゲームや長めのラリーを対処するには日頃から体力作りを心掛けしている。しかし、一人でジムにで向かうのは苦手だ。ジョギングにも苦手だ。そこで厳しい練習会に参加したり、近所に出かける時は自転車か徒歩かにする。もちろん電動自転車ではない。それとストレッチをする。

2部に優勝が出来たのはほぼほぼパートナーの力だ

3部の私が2部に昇格する方法は自己申告、3部同士で3部優勝する、3部1部同士で2部優勝する三つのパターンがある。

自己申告で上がるはしたくない、3部同士で優勝することが出来たのかで言うと可能性は低いでしょう。何故なら私の所属チームの3部同士を組む場合は恐らく全参加者のレベルで言うと真ん中あたりではないか。しかし上のペア数は多い、実力で行けばトーナメント進出のはやはり上のペアになるのではないかと思う。

試合は戦って見なければ分からない見方は相互の実力が大差ない時に言えると思う。はっきりしたレベルの差があれば試合前に既に勝負は分かるのではないか。だが、敗者には負けた試合を糧に今後の練習に活かすことが出来る。無駄なところは一切ないと私が思っている。

だが、勝つには戦術が絶対に必須だと思う。

勝つの可能性を見出す、確率を上げる、あとは練った戦術を検証するのだ。

試合ごとに対戦相手が違うので、前の試合の戦術は今にどうも効果が薄い、時には追い込まれて失点してしまった。1失点ならメンタルは動揺しないが、連続失点に置かれた状況の中に如何に失点を止めて得点に転じるが重要だ。

私のパートナーは状況を応じてゲームメークをしてくれた。

例えば、序盤は相手ペアが攻撃タイプと気付き、私にクリアーで相手を後ろに下げさせるよりも5割力のスマッシュと長めのドロップを打つようにリクエストした。

目的は明確だ。相手の強打に私のレシーブ力では対処しきれないと判断、ならば球を相手に上げさせてもらって前衛にいるパートナーが上がって来た球を捕まえに行く。もし私が前に行けたらパートナーが後衛に廻り、相手の体勢が崩したらパートナーが攻撃する。

このように対戦相手の特長や戦術を冷静に分析、インターバルの時にアドバイスと修正点をくれた。