目標は優勝して2部に上がることだ
今年の2月は上記のタイトルで文章を書いた。
昇格判定の一回目試合は4月にあった。
何と3部の自分が2部優勝して2部に昇格したのだ。
パチ!パチ!嬉しい!本当に嬉しい!
自分より強い人と組む時の覚悟
ダブルスはパートナーがいる。
ダブルスはパートナーと力を合わせる戦いのだ。
私は3部にいる。今回、私は1部の先輩と組んで2部に挑んだ。
この場合、私は攻撃の的とされる覚悟が必要、言うまでもなく対戦相手して見れば、私を集中攻撃するのがセオリーなのだ。
集中攻撃されることが避けられないなら必死で防御するほかにあるのか?
集中攻撃されることが避けられないなら先ずは必死で防御する、つまり必死でレシーブするしかないと思った。相手の攻撃を返せたらチャンスが伺えるかもしれない。そうなれば攻撃力のあるパートナーが点を取れるかもしれない。
バドミントンの攻撃はスマッシュだけではない
初心者は強力スマッシュが攻撃球に点を取る武器を想像するかもしれない。それは世界のトップ選手が放つスマッシュスピードは瞬間300kmと言われるから威力絶大に違いない、確かにそうだ。しかしよく見れば、スマッシュで点を取れる前にいろんなショットを使って相手の状況を探るのだ。
おばさんのスマッシュは強くないが、同レベルならだって強く感じる。だが、攻撃法を言うならば、スピードのあるクリアーで相手を左右に走らせてから急にドロップで前に落とすだって時には効果的だ。
スマッシュ一発で仕留める考え方よりも相手を崩せってから点を取りに行くのが低リスク得点法なのだ。
この考え方なら、相手を崩すこそ効力抜群の攻撃法だ。
とにかく返して繋いで
予想通りに私は集中砲火を浴びった。
試合前に覚悟が出来ていたことなので、どんな球が来ても相手に返す準備をした。たまには攻撃性がある球を打つが、決して決め球ではなく、繋いで次に来る球をパートナーに決めてもらう狙いだ。まだは返球が出来たら相手のうっかりミスが生じれば1点を頂ける。
この覚悟で返球の一点張りに集中した。ゲームポイントで同点されても同じく返球に頑張った。そしてファイナルに持って行かれた時もこの作戦に徹した。
体力作りは日頃から気にかけよう
1部、2部の試合はラリーが長くなる。必然に体力が試される。
私はあと数年で還暦を迎えるが、体力を衰えていくに実感している。ファイナルゲームや長めのラリーを対処するには日頃から体力作りを心掛けしている。しかし、一人でジムにで向かうのは苦手だ。ジョギングにも苦手だ。そこで厳しい練習会に参加したり、近所に出かける時は自転車か徒歩かにする。もちろん電動自転車ではない。それとストレッチをする。
2部に優勝が出来たのはほぼほぼパートナーの力だ
3部の私が2部に昇格する方法は自己申告、3部同士で3部優勝する、3部1部同士で2部優勝する三つのパターンがある。
自己申告で上がるはしたくない、3部同士で優勝することが出来たのかで言うと可能性は低いでしょう。何故なら私の所属チームの3部同士を組む場合は恐らく全参加者のレベルで言うと真ん中あたりではないか。しかし上のペア数は多い、実力で行けばトーナメント進出のはやはり上のペアになるのではないかと思う。
試合は戦って見なければ分からない見方は相互の実力が大差ない時に言えると思う。はっきりしたレベルの差があれば試合前に既に勝負は分かるのではないか。だが、敗者には負けた試合を糧に今後の練習に活かすことが出来る。無駄なところは一切ないと私が思っている。
だが、勝つには戦術が絶対に必須だと思う。
勝つの可能性を見出す、確率を上げる、あとは練った戦術を検証するのだ。
2部に優勝が出来たことはほぼほぼパートナーの力だと言うのは、パートナーの技術を称賛するだけではなく、試合ごとに臨機応変力の高さに敬服したのだ。
試合ごとに対戦相手が違うので、前の試合の戦術は今にどうも効果が薄い、時には追い込まれて失点してしまった。1失点ならメンタルは動揺しないが、連続失点に置かれた状況の中に如何に失点を止めて得点に転じるが重要だ。
私のパートナーは状況を応じてゲームメークをしてくれた。
例えば、序盤は相手ペアが攻撃タイプと気付き、私にクリアーで相手を後ろに下げさせるよりも5割力のスマッシュと長めのドロップを打つようにリクエストした。
目的は明確だ。相手の強打に私のレシーブ力では対処しきれないと判断、ならば球を相手に上げさせてもらって前衛にいるパートナーが上がって来た球を捕まえに行く。もし私が前に行けたらパートナーが後衛に廻り、相手の体勢が崩したらパートナーが攻撃する。
このように対戦相手の特長や戦術を冷静に分析、インターバルの時にアドバイスと修正点をくれた。
この優勝を通じて自分はなんか一歩が前進したような気がした。