バドミントンの中高年初心者こそコーチに教えてもらう

学びたいことは独学で出来るものはありますが、体を動かすスポーツになれば我流は限界があると思います。

私は中高年になってから始めてバドミントンのラケットを握りました。この競技に関しては本当に我流ではどうにもならないと痛感しました。

バドミントンをやったことない人から見れば、バドミントンはお互いにシャトルを打ち合い、来た球をラケットにあってて相手に返せば成立するというイメージを持たれているかもしれない。

確かにお互いのシャトルの打ち合いだ。

こういう競技だからね。バドミントン試合になれば、初心者であろうか世界トップ選手であろか同じくシャトルの打ち合いになるのだ。

問題は相手が打ってくるシャトルを当てられますか?返せますか?

初心者同士なら相手に打ちやすいところへ打ったつもりでいても、シャトルコントロールが上手く行かず、相手が取れそうにないところへ飛んでしまう光景は本当によくあることだ。

シャトルの打ち合いよりもシャトルの拾い合いになるのだ。

いわく、Aさんがこんなじゃ取れないよ、もっと真っ直ぐに打ってくださいと言った。

Bさんは、いいや、真っ直ぐに打ったつもりがこうなっただけと答えた。

そうなんです。

5グラムのシャトルはとても軽い、それを高く遠く飛ばす、落とす、鋭利の角度で相手のコートに突入させる、更にスピードを加えてコントロールするには実に難しいことだ。

私は中高年になってバドミントンをやってみようと思ってやって見たところ、もう何年が経ったにもかかわらず今でもこのスポーツの繊細さに苦労しているのだ。

やり始めて一年が経った頃にバドミントンの奥深さを感じて悩み出した。悩み解消するにはコーチに教えてもらわなければ無理だと思った。

調べてみたら幸運にも地元のスポーツセンターに初心者向けのバドミントン教室があった。早速申し込んだ。

レッスンは平日の午前中のため、生徒さんはほぼ私のような中高年の女性か、元気なお年寄りの男性数名だ。

本当に初心者向けのバドミントンレッスンだったから、初回はラケットの握り方を始め、手首を回転してラケット振りを丁寧に教えてもらった。

私は本当にこれを求めていたのだ。

次は二人一組で手投げのシャトルを交互打つ練習だ。

それが打って見たところ、違和感を覚えた。上手く言えないが、何かが違うのだ。

コーチの解説をしっかり聞いていたはずなのに、コーチの実演を見て自分は再現できると思ったなのにね。

自分の運動神経を疑いぐらい出来なかった。

その時、バドミントンは繊細なスポーツだけではなく、ちょこちょこ教えてもらうだけで簡単に出来るスポーツではないと思い知らされた。

だから一期10回のレッスンを受けただけで初心者から中級者にることは当然なかった。

むしろその先は中級者になれるのかに疑問を抱いた。

私はいったん教室を離脱したが、その後は通える時間が出来たからまた復帰した。

教室の筆頭コーチは変わらないが、新しい2名のコーチが来てくれた。またどのコーチが来られなかった時は代行コーチが来てくれる。ある意味では違うコーチの指導も受けれるによって、自分の考える幅も広がると思う。

数年のバド歴でもやはり基礎コースを卒業出来ないのですかと友人に聞かれたことがあった。

そうなんです。私は未だに卒業が見えないのだ。

私だけではなく、私より上手な先輩達も同じ基礎コースを受講している。

彼女達に理由を聞くと、せっかくだから、一時間半の応用コースはもの足りないだそうだ。

私の場合、綺麗なフォームで打ちたい、ショットの精度を上げたい、だから基礎コースは不純物を取り除くような必要不可欠な練習なのだ。

しかし不器用だからかもしれないが、綺麗なフォームと高レベルのショットは今でもほど遠い、ゆえに卒業が見えないのだ。

教室に通う皆さんはバトミントンが大好きで、レッスン中に何故こうなのかという疑問があればコーチに聞くのだか、日頃のバド談義はああじゃない?こうじゃない?ああした方がいいの気がします。こうしたらもっと良くなるかもしれないねとたくさんの意見交換します。

その何故なのかは理屈面で、バド友との意見交換はコーチの教えを定着するための補足資料のようなものだ。

また練習会で頑張ってやると体のあっちこっちが悲鳴をあげるのだ。しかも淋しいことに回復するまでの時間が思う以上にかかるのだ。

しかし、試合になれば熱が入る。そうなれば、省エネの動きと技術力があればいいよねと中高年の私の願望だ。

それも同じ中高年の土俵で競い合うためのレベルを高めたら充分なのだ。

これらの事を時短で狙うなら、直々コーチに教えてもらうのが有効の気がします。

有効の気がしますが、特効薬ではないから過剰期待はNGでしょう。

もし中高年向けのコーチを例えるなら、私はサプリメントだと思う。。

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