バドミントンショップは少ないだけではない、スポーツ専門店に設けられているバドミントンコーナーは明らかにサッカー、バスケより狭い、だからシューズ、ラケット、ウエアの品数も少ない。日本はバドミントン小国?
でも幸運な事に、私の地元は一間のバドミントン専門ショップがある。普段からお世話になっている。バドミントンのことなら気楽に相談出来て実にありがたい。
お店は年二回バーゲンを行う、みんなは期間中に必需品はもちろん、そうではない物もついつい欲しくなって財布のひもが緩むのだ。
バーゲンセールに弱い、バドに頑張っている自分にご褒美、バーゲンセールチャンスを逃すか?
そんな中で、検定品の新しいユニフォーム買わないかの提案があった。
いいね、いいね、多数のいいねの声が沸き起こった。
早速、お店からカタログを借りて来て検討に入った。
ここでバトミントンのユニフォームについて少し調べた。日本の大会なら日本バドミントン連盟の審査合格品を着用するのこと。服装に厳しくない大会なら審査合格品でなくても大丈夫みたいです。
同じメーカのウエア、審査合格品が高い、カタログに緑色のシャトルマークのあるものが該当する。
これ可愛い、これ強そうに見える、色は青系がいいなあ、クールっぽいもいいじゃない、これなら他のチームとかぶらないかも、それぞれの一言に対して瞬間いじる、瞬間に笑いが起きる。
愉快で楽しい、しかしどれでもいいとはいかない。
着るものはその人のセンスを表す、着るもの一枚でテンションが上がることはよくある。だからそうそう簡単に決まらない。
それに皆で共通の一枚だけ買うと言うのは、一枚しか選べない、それにせっかくみんな同じものを着るから、一番のお気に入りでなくても、誰かにとってこれはないよねと言う物はNGでしょう。
ちょっと待って、これは絶対にないよねと言うウエアーはどんなウエア?
それは私がカタログをめぐって、インドのシンドゥ・プサルラ選手はいつもワンピースで試合する姿を思い出して、このワンピースは『可愛いね』を口ずさんだ時に、周囲から笑いと無理無理無理の連呼が起きたことがその答えだ。
確かに中高年のおばさんがワンピースのウエアを着て試合に出るのは、チャレンジを越して痛いと認める。
しかも実力の世界だから、対戦相手に痛々しい視覚で動揺させる戦術はゼロ効果でしょう。
私はこのワンピース可愛い発言の反動に、すぐさま可愛いと言ったが着ると言ってないに釈明した。
負け惜しみではないが、20代前半なら着て試合に臨む勇気はあったと思う。
バーゲンセール期間中に決めないといけない、皆の意見をまとめるに絶対NGポイントを上げってもらった。
ワンピースは論外、ほかに例えば、赤とピンクは少し入ってもダメ、蛍光色も避けたいだとか。
最後は白系、グリーン系、ブルー系からピックアップして、投票の結果は白地に水墨画調デザインの一枚に決めた。
まだ同じ物を着る他のチームと会わない視点から見ればいい選択をした。
チームユニフォームを着ることで試合会場でメンバーを見つけやすい、連帯感が生まれやすく団体戦に一助けにもなるのだ。