ここで言っている皆とは、自分と同じ所属しているコミュニティ、集団のことです。
自分の経験だと学生時代に本当は放課後に遊びたい、しかし周りの9割の人が塾に通っていて、自分も行きました。この状況は仕方がないだと思いました。
そもそも勉強は苦手、学校での授業は出来ないことが多すぎてテストに良い点数が取れない、それに優等生も行っている、こんな私では行かない勇気はありませんでした。
成績のことだけではない、もう一つプレッシャーは行かないと塾話題に入れない、仲間はずれの淋しさがあります。塾に行く道中でお友達とかき氷を食べたり、小腹がすいたら屋台料理をちょっと食べてだべるのも結構楽しかったです。
こんな若い頃にあった経験がどれだけ身に沁みついて私を影響したかがわかりません。考えたこともありません。しかし、皆が頑張っているから自分も頑張らなければいけない不安な感情、プレッシャーなどはバドミントンで再燃したことにある日に気付きました。
所属するグラブチームの仲間に聞くとだいたい週2,3回を練習のがほどんど、自分も同じぐらい。フリーの練習会に参加すると、参加者の中で自分のレベルでどのぐらいの位置にいるのが分かります。あの人のように上手くなりたいなあと思うと真っ先にもっと練習回数を増やすほかないと思ってしまいます。そうなると妄想モードがスイッチオン、上手な人はきっともっといっぱい練習していると決めつけ、対等に歩き渡るには今のままじゃ駄目だと、時間はあるからとにかく頑張って練習しようと。
数年が経つと、練習量は上手になる要だと考え方は変わらないが、それ以上に重要なのは練習の質ではないか、この質より量の考え方の変化で同調圧力が減りました。
切磋琢磨でバド沼に嵌まる仲間と共に上手になるが、切磋琢磨は単純に競争相手的な考えではなく、競争意識よりもお互いは協力的なスタンスで一緒に取り組むほうがモチベーションが上がります。練習の質も良くなると思います。
競争から協力への発想転換で心が軽くなり、今週はこのぐらいしか練習していないから生じる不安も消えつつ、とは言え、自分の中では週3の練習を確保したいところです。