もし地元にプロバドンミントンクラブがあったら

奥原希望選手がプロに転向するニュースを見た時、そうか、バドンミントンのワールドツアーで活躍している大半の日本選手、その実力はプロ級であるが、プロ選手と言えないのだと気が付いた。

そもそも今の日本はバドンミントンのプロリーグがない、選手が国内大会に参加する時は所属企業の代表として試合に、国際大会の時は日本代表だ。

私はバドミントンをやっているからもあって、バドミントン選手の活躍情報に関心を持ち、ライブ中継する数少ない試合にをテレビの前で釘付け、日本開催の国際大会に会場へ足を運ぶこともあった。

バド愛に溢れている私が、もしバド関連の何かあればいいよねと聞かれたら、この文章を書いている現在にふと思いついたのは、サッカーのJリーグ、バスケのBリーグのような地域密着型のプロバドンミントンリーグだね。

スポーツはやるに楽しい、見るに楽しい、皆で育てるに楽しい。

皆で育てるに楽しいとは、今の流行りの「推す活」みたいのことです。

どんなスポーツでもファン同士が試合を見れる場所に集まれば、一体感の空気がすぐその空間に満ちる。

今のは良かったね、今のはちょっと残念だねなど、皆が評論家のように分析したり、共感を持ったりする。

色んな見解はあろうが、国民を一体感にさせやすい平和なコンテンツはスポーツではないかな?

もし私が住んでいる自治体にプロバドンミントンチームがあれば、チームや選手を応援するために試合を見に行くでしょう。

試合はコンサートと同じ、ライブで見る臨場感が違う。テレビ中継のほうが見やすいことは分かる。こも臨場感を味わいたいからライブを見に行くのだ。

それに地元のチームが強くて、皆に愛されるようであれば、一住民としてはやはり誇りを持てる。

だけと、こうなるにはチームの努力だけは限度があると思う。多くの住民がサポーターの役割を担うのが必要不可欠だ。つまり自分もチームの一員、自分もチームに参加している感覚だ。

Jリーグの発足時に、スポンサーがチーム名になれないに反発したニュースに記憶がある。

例えばプロ野球のソフトバンクなら、スポンサーはソフトバンクと言う企業、チーム名は企業名と同じ。

一方、Jリーグの名古屋グランパスのメインスポンサーはトヨタ自動車、サッカーに全く興味のない人なら、名古屋グランパスと言うチーム名を耳にした時、トヨタ自動車と連想しないだろう。たまたまテレビで名古屋グランパスの選手が着ているユニフォームに「TOYOTA」を見た瞬間、始めてトヨタ自動車がスポンサーだと気付くかもしれない。だけと、このことは名古屋の人はみんな知っていると思う。

Jリーグは最初から地域密着に堅持した。もしプロ野球のように企業名をチーム名に、名古屋グランパスがTOYOTAグランパスになったら、サッカーを見てみようの名古屋の人々は、このチームを応援する熱量が下がるかもしれない。なぜなら、名古屋の人のチームではなく、トヨタ自動車のチームと認識されるからだ。

地域密着で選手がより身近の存在

地元のチームが練習を含め、地元で活動しているなら、住民と交流の機会が増えやすく、選手が身近の存在になり、親しみを感じ、ファンになりやすい。また、アスリートは最高のパフォーマンスを発揮、観客を沸かせる、喜ばせる視点でアーティスト、アイドルと似る、スポーツ競技もエンターテイメントの要素が含まれている。

想像しただけでワクワク、楽しい過ぎます。もし選手が身近の存在になれば、おばさんの私も選手にワンポイントアドバイスとゲームするチャンスが幾度に訪れるかもしれない。

Jリーグ初代チェアマン川淵三郎さんはJリーグを立ち上げた主要メンバー。Bリーグもまとまらない中で彼が尽力した。

「川淵三郎様、バドンミントンのプロリーグ立ち上げをお願いできませんか?」おばさんの寝言により。