試合はありましたか

 

私が2023にチームの部員として参加できる締めくぐりの試合は年末に近い地元のバド組織が主催する団体戦です。こじんまりで、知り合いがたくさん居て、普段はよく一緒にバドやるが、この時は対戦相手になります。

試合は1-4部に分かれていて、うちは3部です。参戦者の平均年齢はやや高め、バド力は弱め、弱めではあるが、上達になりたいから日々頑張って練習しています。いつもどうしたら出来る?出来るためになにをやれば良いのかに熱く語り合います。

こんな一年を締めくぐりの団体戦の前にグループ内でちょっぴネガティブ音が起きました。

力が足りない所は言うまでもありません。しかし、試合と言うものはやってみないと分からないと私は思ってて、人間の心は複雑で、結果を左右する一つの要因はメンタルです。負けると思って臨んだ試合のモチベーションは下がりませんか?

過剰な期待せずに、結果が良かった場合もあるかもしれません。それに過剰な期待しないほうが失望しない、心が受け入れやすい、期待以上に良い結果が出たらより大きい喜びを得られるメリットだってあるでしょう。

このような考えはあろうが、自分はどちらかというとモチベーションを上げって力不足の分をカバーしたいとの考えで、負けるかもしれないよりも勝ちたい一心で臨みます。

こんな私に、今回の団体戦は勝ちたい一心でのテンションが上げられませんでした。

中盤は自分のペースを取り戻しましたが、時はすでに遅し、惨敗を喫しました。

気持ちはものすごく複雑でした。

上手になりたいから日頃に熱心に練習しています。上手になったねとバド友の褒め言葉は素直に嬉しいです。しかし、もっと分かりやすい基準はやはり試合で勝ったことです。

もし結果がすべてを説明するならば、自分の課題ははっきりしています。

それはもっと練習する、メンタルをもっと強くする、フィジカルにも強化しなければなりません。

前に向けるために、一刻も早く落ち込み気味の気持ちから脱出したいこんな時に、「今日の試合はどうでしたか」と聞かれました。

私は「今日は試合がありましたか?」と返答しました。

 

 

 

バド沼落ちの真相解明

 

人はどうして○○沼に落ちたでしょうか?

どうして一度に落ちたらどっぷり浸かるのでしょうか?

楽しいほかにありますか?

しかし、”楽しい”と言う答えは窪みのない、大きい円盤のよう、浅くて広いと思いませんか?趣味においては確かにやってて楽しい感がなければ長続きしないし、沼にも嵌らないと思います。ただ、”楽しい”をもう少し深掘りしてみたら何かの新しい発見を出来そうな気がします。

楽しいという一つ括りの中に何かあるのだろう?

それは深堀してみないと分かりません。

深掘りしてみましょう!

私は47歳からバドミントンを始めました。ど初心者で始めました。きかっけは一枚のチラシの隅っこにあったバトミントン初心者大歓迎の募集メッセージでした。もちろん元々に興味があったことと出来そうと思ったからです。

始める前のバトミントンへのイメージはお互いにシャトルを打ち合う、相手のいるところへ返す、相手も自分のところへ返してくれる。基礎打ちはざっくり言うとそうですが、しかし試合になれば逆に相手が返せないようにするが目標です。

この表裏不一致の騙し合いに刺激を受けた

バトミントンの基本ショットは、➊ドライブ➋ドロップ❸ロブ❹プッシュ➎プッシュレシーブ❻スマッシュ❼スマッシュレシーブ❽クリア➒ヘアーピンがあります。

基礎打ちの時間はこれらのショットを練習します。

先輩達が親切に教えてくれたこととやればやるほど難しさを実感した。それもそのはず、中高年の初心者がいくらセンスがあってもそう簡単に習得できるものではない、そもそも週一回の2時間練習では練習量が到底足りません。

だけど、なんかコツというか、修正力というか、これらのことを考えてやればもう少し上手になれる気がして仕方がありません。しかし、この”気”はどこから来ましたか?自分にも分かりません。

基礎打ちが終わると試合形式のゲームに入ります。

中高年は体力の関係でシングルスをやる人が少ない、それにコード数の関係で、より多くの人がバドミントンを楽しめるために、大体の団体はダブルスしかやりません。

試合形式のゲームとは言え、点数を数えます。

点数を数えるから勝ち負けが生じます。

勝負事になれば気持ちも変化します。

先までの基礎打ちでラリーが出来たのに、一変して3球目で決めに行くスタイルになりました。

自分以外に皆さんがこうしているに見えました。

このプレースタイルの激変は何?急に変われるギャップに驚きました。

初心者の私が先輩達に遊ばれているように振り回される場面もしばしばあります。雲泥の差とはこういう事だとリアルに教わりました。

初心者だから仕方がないと理解しつつも心が霧にかかている状態で、なんか釈然としないです。一方、先輩達の上手さに羨ましいなあ、と思いました。

これだから、早く皆さんと対等で打ちたいなあ。こう考えたら唯一の方法は練習量を増やすだけだに結論が出ました。

そうならば、沼落ちして、沼底に嵌った根源は誰もが大小なり持っている負けず嫌い性かもしれません。そして練習によって良くなる成功体験が心を満たします。心が満たされていれば脳が幸福を感じる神経伝達物質(ドーパミン)を増やします。

⇩ 良い好循環が創られました ⇩

目標設定(皆さんと同レベルで打ちたい)⇒練習に励む⇒成果が見える(成功体験を得た)⇒楽しい、幸福を感じる⇒ワンランク上の目標設定

【まとめ】

○○沼落ち、沼底嵌り、楽しい、幸福感を得る。生き甲斐を言う人がいます。私はたまたまバドミントンだけです。

スポーツセンターのバドミントン教室①

 

 

スポーツセンターでのバドミントン教室は金曜日の午前中です。

基礎コースと応用コースがあり、一期は三か月の計10回、年四期があります。

バドミントンの基礎とは

ざっくり言うとラケットの握り方から始め、各ショットの打ち方、打ち方のフォーム、フットワークなどがあります。

基礎コースだから基礎を学びます。


では基礎学びはどのぐらいやれば習得出来ますか?


人それぞれですが、私はスポーツセンターのバドミントン教室に戻ったのは一年前です。最大の理由は基礎をもっとしっかり身につきたいと思ったからです。もうすぐ二年目に入りますが、卒業する日は未定です。

新規加入の生徒さんがいらっしゃると復習を込めて、一回目の冒頭の10分ぐらいはラケットの握り方の説明です。その後のレッスン内容が徐々に深まっていきます。


コーチは二人、時々三人、生徒さんの定員48名


基礎だからコーチが一つ一つの事を丁寧に説明してくれます。

フォームは特に分解して説明してくれます。

見本を見せてくれたあと、よく二人一組になってノックの練習をします。

そうだ、ノックとは一人がシャトル投げ、一人がシャトルを打つのことです。

シャトル投げが悪いと相手の練習になりません。

だから本当にラケットを初めて手にした初心者のあるあるはコーチにまずシャトルの投げ方を聞きます。自分もそうでした。一言のシャトル投げを言っても、練習によってシャトルの頭を持って、上からさらに上に投げるか、下から上に投げるか、上から下に投げるか、それに投げる高さ、スピードと距離もあります。初心者にとっては実に難しいです。

コーチ達がパトロールして生徒さんにアドバイスします。時には練習を一時止めて、皆を集めって修正点を説明します。

コーチがパトロールするが、いつも見てもらえるではない、しかし声をかけられた時のワンポイントアドバイスが私にとっては特効薬のようなもので、もやっと状況を一発解決してくれます。打ち方が楽になって、綺麗に打てるようになります。

コーチのワンポイントアドバイスはとても貴重なのです。

私にとって、基礎レッスンはろ過装置のようなもので、時間かけて不純物を徐々に取り除いていきます。だから何時になったら卒業出来るのかはまったく検討がつきません。