沖縄でコーチに逢えって本当に嬉しかった

私はバドミントン教室で出会った沖縄出身のNコーチが最初のコーチだった。彼のコーチングは何故こうするのか、自分がこうして習ったからこうなるではなく、はっきりした理由を生徒達に伝える。私はこの教え方に信頼し、自分には合っている。教室以外に、彼が主催する練習会を積極的に参加した。私達の合宿要望にも応えてくれた。

二年前のある日、彼が地元で自ら立ち上げたチームに戻ると生徒達に伝えた。目標はバドミントンS/Jリーグに参戦だ。チーム名はブルファイツ、しかも沖縄県初バドミントンクラブチームだと初めて知った。https://ryukyu-bullfights.com/

私には夢を持って果敢にチャレンジャーするコーチのことを輝かしく見えた。

気さくな人柄、休憩時間によくひと言、二言に雑談をした。その一つは、那覇空港から車10分ほど長瀬島と言う新しい複合観光施設があって、チームがその中にある「ヨナーズガーデン」レストランとコラボ企画をやっていると教えてくれた。

同年の9月に、私が2泊3日で与論島の友人宅を訪ね行くことなった。帰りは那覇空港で2時間半待ちの羽田便を乗り換えなければならない。せっかくだから、コーチが言ったレストランを夫と行った。

是非ともコーチが絶賛したガーリックライスとステーキを堪能したい、注文に来た若い男性スタッフに、唐突を知りながら、もしかしてブルファイツの選手ですかと聞いた。

違うとわたっかあと、私はNコーチがついに最近まで東京で教えた生徒の一人と自己紹介した。

観光気分満々の私と夫は料理来る前にテラスに出て景色を見たり、ビールを豪快に飲み。しばらくして席に戻って料理が来た。

「Nコーチはちょうと近所にいる、こっちに寄るよ。」

「本当ですか?嬉しい。コーチに電話してくれてありがとうございます。」私は満面の笑みでイケメンスタッフにお礼。

数か月ぶりに会ったコーチはとても元気で、少し焼けた印象はあっただけだ。

事前に約束がなく、会えない前提に来てまさか逢えたらなんで、自分にとっては最高のサプライズであり、旅の思い出になるプレゼントだ。コーチの心遣いに感謝だ。

あれからあっという間に二年が過ぎだ。SNSを通じてブルファイツを陰ながら応援している。あの日にレストランで食べた美味しかったガーリックライスとステーキもまた食べに行けたらな。